マレーシアの大学ランキング一覧【QS2026】日本の大学との比較付き

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マレーシアには、QS世界大学ランキングで東京大学と同順位の大学があります。早慶より上位にランクインしている大学も複数あります。

この記事では、QS世界大学ランキング2026年版のデータをもとに、マレーシアの主要大学の順位を一覧で紹介し、日本の大学と比較します。実際にマレーシアの大学に通う学生への取材で得た声も交えています。

目次

マレーシアの大学 QS世界大学ランキング2026 一覧

QS世界大学ランキングは、世界で最も参照される大学ランキングの一つです。学術的な評判、雇用者からの評判、研究成果、国際性などをもとに順位が決まります。

海外大学のマレーシア分校

大学名QS2026順位本校の国特徴
モナシュ大学マレーシア校36位(本校と同順位)オーストラリア理工系・ビジネスに強い。本校と同じ学位を取得可能
ノッティンガム大学マレーシア校97位(本校と同順位)イギリス英国式教育。本校と同じ学位を取得可能

モナシュ大学マレーシア校とノッティンガム大学マレーシア校は、オーストラリア・イギリスの本校と同じ大学として扱われます。授与される学位も本校と同一です。つまり、マレーシアの学費・生活費で、世界トップ100の学位を取得できるということです。

マレーシアの私立大学

大学名QS2026順位特徴
テイラーズ大学253位マレーシア私立1位。ホスピタリティ分野は世界的評価
UCSI大学269位医学・薬学に強み
サンウェイ大学410位ADTP制度でアメリカの大学へ編入可能
APU(アジアパシフィック大学)597位IT・コンピュータサイエンスに特化。130カ国以上の留学生が在籍

マレーシアの公立大学

大学名QS2026順位特徴
マラヤ大学(UM)58位マレーシア最古・最高峰の国立大学
マレーシア国民大学(UKM)126位総合大学
マレーシアプトラ大学(UPM)134位農学・環境系に強み
マレーシア科学大学(USM)134位理系に強み
マレーシア工科大学(UTM)153位工学に特化

公立大学は留学生の学費も安いですが、外国人の入学枠が非常に限られています。

日本の大学とのQSランキング比較

マレーシアと日本の大学QSランキング比較表

マレーシアと日本のQS順位比較

QS2026順位マレーシアの大学日本の大学
36位モナシュ大学マレーシア校東京大学
57〜58位マラヤ大学(58位)京都大学(57位)
85〜97位ノッティンガム大学マレーシア校(97位)東京工業大学(85位)、大阪大学(91位)
126〜153位UKM(126位)、UPM・USM(134位)、UTM(153位)東北大学(109位)
196〜269位テイラーズ大学(253位)、UCSI大学(269位)早稲田大学(196位)、慶應義塾大学(215位)
410〜597位サンウェイ大学(410位)、APU(597位)
1201位以下MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)

比較のポイント

モナシュ大学マレーシア校は、東京大学と同じQS36位です。 マレーシアの学費で、東大と同ランクの学位を取得できます。

マラヤ大学(58位)は京都大学(57位)とほぼ同順位。マレーシアの公立大学のトップ5校は、すべて早稲田(196位)・慶應(215位)より上位にランクインしています。

MARCHは1201位以下です。QSの評価基準では、マレーシアの主要大学はすべてMARCHより上位ということになります。

QSランキングの注意点

QSランキングにはいくつかの限界があります。

QSの評価基準には「国際性」の項目がある。 留学生比率(5%)や外国人教員比率(5%)が高いほどスコアが上がります。マレーシアの大学は外国人留学生を積極的に受け入れている背景もあり、この項目で高得点を取りやすい。逆に日本の大学は国際性の項目で点を落としがちです(東京大学でも外国人教員比率のスコアは100点中10点台)。

日本国内の就職市場では、QSランキングはそれほど重視されません。 日本で就職するなら、早慶やMARCHのブランド力はQSの順位以上の影響力を持ちます。

ランキングが示しているのは「その大学がグローバルにどう評価されているか」です。自分が何を学びたいか、卒業後にどこで働きたいか、費用はどれくらいかけられるか — こうした個別の判断にはランキング以外の情報が必要です。

日本人留学生に人気のマレーシアの大学

ここでは、日本人留学生が多く在籍する大学を、取材で得た学生の声とあわせて紹介します。

モナシュ大学マレーシア校(QS 36位)

モナシュ大学マレーシア校キャンパス

オーストラリアのモナシュ大学の分校。理工系、ビジネス系の学部が充実しています。卒業時に授与される学位はオーストラリア本校と同一。本校への交換留学制度もあり、卒業後にオーストラリアでの大学院進学を目指すルートが開けています。

キャンパスはスバンジャヤに位置し、サンウェイ大学とも近い立地です。ファウンデーションコース(MUFY)を経由して入学するルートが一般的で、MUFYはサンウェイカレッジが運営しています。MUFYはIELTS 5.5から、学部への直接入学はIELTS 6.0〜6.5が目安です。

ノッティンガム大学マレーシア校(QS 97位)

イギリスのノッティンガム大学の分校。英国式の3年制カリキュラムで、卒業時には英国本校と同じ学位が授与されます。世界トップ100の学位をマレーシアの費用で取得できる点が魅力です。

工学部ではBEng(3年)とMEng(4年・修士統合型)の2トラックを選べるのが特徴。ビジネス、理学、人文系の学部も幅広く揃っています。キャンパスはクアラルンプール郊外のスメニに位置し、広大な敷地に英国式の落ち着いた環境が整っています。

卒業後にイギリス本校への大学院進学を目指すルートが開けている点も、モナシュ(オーストラリアルート)との大きな違いです。

テイラーズ大学(QS 253位)

マレーシア私立大学のトップ。ホスピタリティ・観光学はQS分野別ランキングで世界上位に入る看板分野です。ビジネス、IT、デザイン、医学、工学など学部の幅も広く、総合大学としての選択肢が豊富です。

キャンパスはスバンジャヤの湖畔に位置し、設備の充実度はマレーシアの大学の中でもトップクラス。モナシュやノッティンガムと違い「海外本校の分校」ではないため、学費はそれらより安く、コストを抑えつつ高いランキングの大学に通いたい学生に選ばれています。

サンウェイ大学(QS 410位)

サンウェイ大学キャンパス

ADTP(American Degree Transfer Program) が最大の特徴です。マレーシアで1〜2年間学んだ後、アメリカやカナダの大学に編入できる制度があります。さらに、アリゾナ州立大学と提携しており、仮にアメリカへの編入が実現しなくても、マレーシアにいながらアリゾナ州立大学の学位を取得できます。

キャンパスはモナシュ大学マレーシア校と同じスバンジャヤ(バンダーサンウェイ)に位置し、周辺にはショッピングモールやテーマパークもある便利な立地です。

APU — アジアパシフィック大学(QS 597位)

IT・コンピュータサイエンスに特化した大学で、130カ国以上から留学生が集まっています。QSのランキングは597位と他の大学に比べて高くはありませんが、ITの分野ではマレーシアで最も高く評価されている大学の一つです。

取材では、APUに通う学生から「モナッシュの方がランキングは高いが、APUの多様性と実践的なカリキュラムは他にない」という声がありました。ランキングには表れない価値がある大学です。

ランキング以外に見るべき3つのポイント

ランキングは大学選びの入口です。でも、最終的に決める際はランキング以外の要素の方が大きい。

POINT
学費

同じマレーシアでも、大学によって学費は大きく異なります。モナシュやノッティンガムは海外分校のため比較的高く、サンウェイやAPUは私立の中では抑えめです。公立大学はさらに安いですが、入学枠が限られています。

POINT
取得できる学位の種類

マレーシアの大学で取得できる学位には3種類あります。

  • マレーシアの大学の学位(テイラーズ、サンウェイ、APU等)
  • 海外本校の学位(モナシュ → オーストラリア、ノッティンガム → イギリス)
  • ダブルディグリー / ツイニング(マレーシア+海外の学位を同時取得)

卒業後のキャリアを考えたとき、どの国の学位を持っているかは影響します。

POINT
卒業後のルート

マレーシアの大学を卒業した後の進路は主に3つです。

  • マレーシアで就職 — IT系を中心に求人がある
  • 日本に帰国して就職 — 海外大卒として就活
  • 第三国へ — モナシュからオーストラリア、ノッティンガムからイギリスなど

自分が卒業後にどこで働きたいかによって、選ぶべき大学は変わります。

まとめ

マレーシアには、QS世界ランキングで東京大学と同ランクのモナシュ大学をはじめ、世界トップ100に入るノッティンガム大学マレーシア校、マラヤ大学などがあります。

ただし、ランキングはあくまで一つの指標です。学費、取得できる学位、卒業後のキャリアパスを総合的に見て、自分に合った大学を選ぶことが大切です。

GoBeyondBordersでは、マレーシアの大学に通う日本人学生へのインタビューを継続的に行っています。


この記事のランキングデータはQS World University Rankings 2026年版に基づいています。新しいインタビューが公開されるたびに、学生の声を追加していきます。

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この記事を書いた人

現在、海外大学に正規留学中です。
留学をして強く感じたのは、「情報の量より、信頼できる声が大切」ということ。Go Beyond Borders は、一人でも多くの人が、自分の可能性を信じて一歩踏み出せるように。そんな想いで記事を書いています。

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