海外大学に進学したい。でも、「実際にどのくらいお金がかかるのか」「受験準備は何から始めればいいのか」「現地での生活はどんな感じなのか」——具体的なイメージが持てないまま、漠然とした不安を抱えている。
学費や入学条件はわかる。でも、家賃はいくらで、食費はどれくらいかかるのか。IELTSやSATの勉強は、どうやって進めればいいのか。エッセイは何本書くことになるのか。そういった「実際のところ」が見えてこないと、なかなか前に進めません。
特に、帰国子女でもなく、インターナショナルスクール出身でもない。周りに前例がない環境から海外大学を目指す場合、「自分の場合はどうなるんだろう」という疑問が、次々に浮かんでくるものです。
今回お話を聞いたのは、神奈川県の公立高校からカナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)に進学したM.Kさんです。
INTERVIEW GUEST
M.Kさん
「周りに前例がなくても、自分で調べて道は作れる」
- 出身: 神奈川県の公立高校
- 大学: UBC(ブリティッシュコロンビア)
- 出願: 13校、エッセイ約20本
- 転機: 夏の4ヶ月で英語に自信がついた
海外に住んだ経験はなく、周囲に海外大学を志望する友人もいませんでした。エージェントも使わず、大学のウェブサイトを自分で読みながら、一人で受験準備を進めていったそうです。
M.Kさんに、高校時代の勉強の両立方法、IELTSやSATの具体的な勉強法、13校に及ぶ出願準備の進め方、そして現地での生活費の詳細まで、詳しく聞きました。
この記事で読めること
- 高校時代の学習——どう両立したのか
- 「学校の勉強は学校で終わらせる」という考え方と、その前提
- IELTSの勉強法——どのように取り組んだか
- スピーキングの伸ばし方——発音を意識した練習
- SATの勉強法——「何を言っているかわからない」状態からのスタート
- SATのスコアと、出願先の選び方への影響
- 13校出願・エッセイ約20本の内幕
- 出願校の選び方——滑り止めからチャレンジ校まで
- エッセイの量と時間配分——最初の1本が一番時間がかかる
- エッセイで意識したこと——大学のウェブサイトの読み込み方
- 添削で指摘された「日本人の謙り」
- 推薦状の準備——公立高校での2段階プロセス
- お金の話——費用をどう考えたか
- 高校受験で私立を選ばなかった理由
- 海外大学の費用に対する認識
- 親への「申し訳なさ」とどう向き合ったか
- バイト代の使い道——自分で賄っている部分
- 現地での生活費——詳細な内訳
- 家賃——シェアルームの場合
- なぜ2年生は寮に入れないのか——UBCの仕組み
- 住居はどうやって見つけたのか
- ルームメイトとのルール
- 食費——自炊と外食のバランス
- 交通費——学費に含まれる定期券の仕組み
- 通信費——どの会社を選んだか
- 保険——大学指定の保険で十分だったか
- 銀行口座の開設と、学費の支払い方法
- 生活費のまとめ
- 授業と学業の実際
- 成績評価の仕組み——理系と文系の違い
- 課題の頻度——クイズやエッセイの出方
- エッセイにかかる時間
- 関数電卓で困った話——日本の高校では経験しないこと
- 英語力——どう伸ばしたのか
- 「焼けくそ」で始めた友達作りの具体的な方法
- 思考回路を英語に切り替えるために決めたルール
- 「英語ができないと思われていた」と気づいた瞬間——出来事の詳細
- 多言語が聞こえる環境へのストレスと、その対処法

目次
