地方の公立高校からモナシュ大学マレーシア校へ——アメリカやシンガポールも検討したRayさんに聞いた

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課題は提出の1.5週間ほど前から取りかかり、3日前までに大枠を仕上げておく。最後の1〜2日は、インストラクションや授業資料、掲示板でのやりとりまですべて読み返して、見落としがないかを確認する。この習慣でモナシュ大学マレーシア校でGPA 4.0を維持しているそうです。

アメリカやシンガポールの大学も本気で比較した上で、コンピュータサイエンスとデータサイエンスの両方を学べるこの大学を選んでいます。ファウンデーションコースを経て本課程に進み、次はオーストラリア本校への交換留学を控えているところです。

今回お話を聞いたのは、地方の公立高校からモナシュ大学マレーシア校CSに進学したRayさんです。(2026年1月取材)

INTERVIEW GUEST Rayさんのアイコン

「初めての海外がマレーシアでした」

Rayさん

  • 留学先: モナシュ大学マレーシア校(CS・データサイエンス専攻)
  • 出身: 地方の公立高校(海外経験なし)
  • 英語力: IELTS 6.0(対策なしで取得)
  • 生活費: 月6〜8万円
  • GPA: 4.0(満点)

Rayさんに、複数国を比較した大学選び、IELTS対策、MUFY、GPA 4.0の取り方、月6〜8万円の暮らし、デポジット詐欺の経験まで聞きました。

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海外を目指した高校時代

地方から見えた「海外の世界」

Rayさんの地元は地方で、周囲に海外留学をする人はほとんどいない環境でした。海外への漠然とした興味は中学生の頃からあったものの、具体的に動き始めたのは高校2年生の冬。

きっかけは、海外の大学に通う人たちのYouTubeを見たことでした。地元では出会えないような面白い考え方をする人たちがいると知り、「自分もそういう環境に行きたい」と感じたそうです。

情報源は主にインターネットで、留学エージェントのブログや、マレーシアに留学している人のYouTubeチャンネルなどを片っ端から見ていたとのこと。特定のサイトに頼るというより、Google検索で出てくる記事を手当たり次第読んでいた形です。当時はマレーシア留学に関する日本語の情報がまだ少なかったそうです。

複数の国を検討して、マレーシアにたどり着いた

最初から「マレーシア」と決めていたわけではありません。

マレーシアという選択肢を知ったのは、高校で開かれた任意参加のエージェント説明会がきっかけでした。担任の先生が「マレーシアの説明会に行ってみたら?」と教えてくれたそうです。最初は特に興味がなかったものの、実際に調べてみると印象が変わりました。

Rayさん

調べてみたら、費用が現実的に払える価格で、世界ランキングも世界ランキングも思ったより高いし、多民族の環境も面白そうだなと思いました。

同時に、アメリカのトップ大学(MIT等)やシンガポール国立大学、ヨーロッパのCS系大学も視野に入れて調べていたそうです。ただ、アメリカはSATやTOEFLの準備と費用の両面で現実的に難しく、シンガポールも同じ理由で断念。ヨーロッパのCS系も検討したものの、大学の総合的な評価ではマレーシアの方が高かったとのことでした。

モナシュ大学に惹かれた決め手は、コンピュータサイエンスとデータサイエンスの両方を学べる学部があり、自分に合っていると感じたこと。結果として消去法にはなったものの、検討を重ねる中でマレーシアに魅力を見つけ、ポジティブに選んだ形です。

オーストラリアの名門モナシュ大学マレーシア校のモニュメント写真(Rayさん撮影)

東大推薦にも挑戦した理由

高校3年生の夏、Rayさんは東京大学の推薦入試を受けることを決めます。

本当はどちらも同じくらい行きたかったんです。東大は研究がしたかったし、マレーシアは多様な環境が魅力的でした。でもマレーシアはいつでも行けるけど、推薦入試は現役の時にしか受けられない。だからチャレンジしてみようと思いました。

推薦入試の準備として、教員からの推薦状や課外活動の説明書、志望理由書など多くの書類を提出。世界大会での研究実績も含め、書類審査を通過して面接に進んでいます。共通テストの足切り(8割)もクリアし、面接でも手応えを感じていたそうです。

結果は不合格。1〜2月頃の通知でした。

マレーシアに向けた準備

IELTS 6.0——IBの授業が活きた

東大の不合格通知が届いた後、すぐにIELTSを受験しています。もともとIBの英語スコアを使う予定でしたが、事情により使えないことがわかり、急遽の受験でした。

結果はオーバーオール6.0。各セクションの内訳は以下の通りです。

セクションスコア
リーディング7.0
スピーキング6.0
ライティング5.5
リスニング5.5

ファウンデーションの入学要件は5.5だったため、問題なくクリアしています。特別な対策はほぼしておらず、練習のつもりで受けたところ、想定以上のスコアだったという話でした。

リーディングで7.0を取れた背景には、IBの英語の授業で身についた力があります。

IBの授業では、知らない単語が出てきても辞書を使う前にまず文脈から推測してみよう、という指導がありました。その力がIELTSのリーディングにかなり活きたと思います。

なお、RayさんのIBはフルのディプロマ(IBDP)ではなく、英語と数学のみを選択履修した形です。IBの授業中にディスカッションやスピーキングの機会があったことが、スピーキング6.0にもつながっていたようです。

一方、ライティングは時間配分を失敗して5.5。「ライティングはちゃんと対策するのがおすすめです」と振り返っていました。

出願先と結果

出願先はMUFY(モナシュ大学ファウンデーション)のほか、マラヤ大学とノッティンガム大学マレーシア校にも出願しています。

出願先結果
MUFY合格
ノッティンガム大学マレーシア校合格
マラヤ大学不合格

マラヤ大学は外国人の受け入れ枠が非常に厳しく、不合格だったとのことです。

出願にあたっては留学エージェントを利用。基本的には個人情報の入力と成績証明書の提出で出願が完了し、アメリカのような長文エッセイや推薦状は必要なかったそうです。出願がスムーズに進んだのは、エージェントのサポートも大きかったかもしれない、とRayさんは振り返っていました。

オーストラリアの名門モナシュ大学マレーシア校に正規留学されているRayさんが撮影したツインタワー

親を説得した「費用の見積もり」

ご家庭はもともと海外に前向きでした。お母さんは日本の将来を見据えて海外大進学を応援しており、IB校に進学させたのもその流れ。お父さんは進路について特に口出しはしない放任主義で、反対はなかったとのことです。

高校3年生の夏、Rayさんは費用の見積もりを紙にまとめて親に直接説明しています。学費、生活費などジャンルごとに計算し、当時の為替レートで東京大学に一人暮らしする場合と同額程度だと示したところ、了承を得られたそうです。

ファウンデーションを選んだ二つの理由

Rayさんはモナシュ大学の学部に直接入学せず、ファウンデーションコース(MUFY)を経由しています。ファウンデーションコースとは、学部に入る前に英語や基礎科目を学ぶ1年間の準備課程です。

ファウンデーションを選んだのは、成績面の不安もありましたが、もう一つ理由がありました。マレーシアやモナシュ大学が本当に自分に合っているのか、その時点では確信が持てなかった。

だから1年間、とりあえず現地の様子を見てみようと思ったんです。

この判断自体を後悔はしていないとのことでした。ファウンデーション時代の具体的な感想は、後のセクションで詳しく触れます。

渡航前の葛藤

不合格通知が届いた1〜2月から、渡航する7月までの約5ヶ月間。Rayさんはさまざまな不安を抱えていたそうです。

本当にこのままマレーシアに行っていいのか。ちゃんと友達はできるのか。海外に行ったことがないからこその漠然とした不安もあったそうです。出発の数日前は特に憂鬱だったと話しています。

でも、飛行機に乗った瞬間に気持ちの切り替えができました。もう頑張るしかないと思って。実際に着いてみたら全然大丈夫だったので、拍子抜けしました。

マレーシアでの暮らし

到着直後に起きたこと

学生寮(ウォーターフロントレジデンス)に到着して数日後、授業が始まってすぐ「家賃を払っていない」と言われました。実際には支払い済みで、エージェントに連絡してメールの証拠を見せ、1日ほどで解決。ただその間、サンウェイカレッジの図書館やウェブサイトからも一時的に締め出されるというトラブルがあったそうです。

1〜2週間で適応できた

食事は、到着前に抱いていた「口に合わないかもしれない」というイメージとは違っていました。ローカルのフードコートでも十分おいしく食べられて、「意外とマレーシアのご飯いけるかも」と感じたそうです。

マレーシア英語についても、話を聞いていると不安はほとんどなかった様子でした。Rayさんが友人数十人に聞いた結果では、問題なく聞き取れると感じていた人が半分くらい。Rayさん自身もそちら側で、空港に着いた時点から困ることはなかったと話しています。

お店の場所や食生活のリズムが分かり、知り合いもでき、1〜2週間で大方の適応ができた実感があったとのこと。ホームシックになったことはなく、むしろ日本に帰るとマレーシアに戻りたくなるという話でした。

マレーシアで感じた、のんびりした空気

「マレーシアに来たな」と実感した瞬間を聞くと、Rayさんは店員がスマホを見ている光景を挙げました。

こちらに来て感じたのは、みんな時間がゆっくり流れているということ。遅刻するという意味ではなくて、みんな余裕があるというか。

日本の都心部にいると、みんな心に余裕がない感じの顔をしていますが、マレーシアにはそれがなかった。こういう生き方もあるんだなと思いました。

こうした価値観のアップデートがあったことが、マレーシアの好きなところだと話していました。

テストの英語ではなく、「生きる英語」

マレーシアに来てから英語力は伸びたか。率直に聞いてみると、意外な答えが返ってきました。

文法とか単語力とか、いわゆる英検みたいな英語力が上がったかと言われると、そこまで伸びていないと思います。

ただ、外国人とのコミュニケーションの取り方とか、文化の違いにリスペクトして相手のことも汲み取って会話するとか、WhatsAppのよく分からないスラングが分かるようになったりとか、海外で実際に生きる英語を身につけることができたのは良かったと思います。

マレーシアでの生活で英語に困った場面はなかったとのこと。テストで測れる力とは別の、異文化の中で人と関わる実践的な英語が身についていることがうかがえます。

住まい——寮から外部物件へ

最初に住んだのはウォーターフロントレジデンスの個室で、当時は月1,250リンギットほど。Wi-Fiの速度に不満があったこと、友人を部屋に呼べない・自炊ができないなど自由度が低かったこと、そして値段の割に部屋が狭かったことから、外部の物件に引っ越しています。

その後2回の引っ越しを経て、現在は月900リンギットの物件へ。部屋の面積はウォーターフロントの1.5倍以上で、自炊も可能になり、月300リンギット以上の節約になりました。

物件の情報は、同じ建物に住んでいる友人から自然と入ってきたとのこと。友人も利用しているマンション付属のエージェントと直接契約する形で、詐欺の心配もなかったそうです。

治安については「日本とそんなに体感は変わらない」という印象。渡航前に狂犬病とB型肝炎のワクチンを接種しており、野犬がいることには驚いたものの、実際に危険な目に遭ったことはないとのことでした。

※渡航前のワクチン接種については、Rayさんのブログ記事(マレーシア留学前に打つべきワクチン)に詳しくまとめられています。

モナシュ大学での学び

ファウンデーションの日々

MUFYは週5日、毎日3〜4コマの授業がある、高校に近いスタイルでした。科目は英語、数学、物理、ICTの4つ。内容は高校で学んだ範囲と重なる部分が多かったそうです。

ただ、先生との距離が近く、課題について質問すればすぐに答えてもらえる環境だったとのこと。学部と比べてサポートが手厚いと感じたという話でした。

ファウンデーションでは、帰国子女の子よりもエッセイの課題で高い点数を取れたこともありました。ちゃんと先生の指示を聞いて努力していれば報われるんだなと、すごく嬉しかったです。

振り返ると「学部に直接入ってもよかったかもしれない」という思いもあるそうです。ファウンデーションで学んだ内容と学部の学習内容には直接的なつながりが薄く、成績面の不安から進んだものの、実際には学部に直接入っても成績は大して変わらなかっただろうという実感があるとのこと。

ただ、ファウンデーションの期間にできた友人関係は、学部が異なる今も続いている一番の財産。ブログを始めたり旅行をしたり、自分を見つめ直す時間が取れたことも含め、この期間には意味があったと話していました。

Rayさんがオーストラリアの名門モナシュ大学のファウンデーションコースMUFYに入学された当時の教室の写真

学部の授業スタイル

モナシュ大学は「アクティブラーニングの大学」というイメージがあるかもしれません。ただ、Rayさんによれば、コンピュータサイエンス学部に関しては講義を聞くスタイルの授業が中心だったとのこと。

予習動画を自分で見て授業に臨む形式のため、タイムマネジメントが得意な人にとっては効率的に学習できる環境でもあります。コマ数が少ない分、余った時間をオンラインインターンやブログに充てることができたとRayさんは話しています。

モナシュ大学マレーシア校は分校(オーストラリアが本校)であるため、交換留学で本校に行けるというメリットがあり、Rayさん自身もオーストラリア本校への交換留学を予定しています。※モナシュ大学の交換留学制度については、Rayさんがnoteで詳しく解説しています

一方で、分校ゆえに制度の柔軟性が低い面もあったそうです。改善を提案しても「本校のルールに従っている」「世界各国に分校があるから学期中に変えられない」と返されてしまう場面があったとのこと。

具体例として挙げていたのが、ある授業の課題フィードバックの仕組みです。課題を提出してフィードバックを受け、何度でも再提出できるシステムがあったものの、フィードバックを出す権限を持つ先生が全校で1人。「1週間で返します」と案内されていたのに2週間近く待たされる学生もいて、もっと効率的にできるのではと提案しても「ルールだから」と返されたそうです。

GPA 4.0を支えるチェック習慣

Rayさんは学部でGPA 4.0(4.0が満点)を維持しています。他の学生との違いはどこにあるのか聞いてみると、明確な答えが返ってきました。

他の人と比べて僕が違うのは、提出前にインストラクションや授業の資料を徹底的にチェックしてから出すところだと思います。そこまでやっている人があまりいないので、差が出るんじゃないかと思っています。

具体的な進め方としては、提出の約1.5週間前に着手し、3日前までに大枠を仕上げます。そこから残りの1〜2日を使って、インストラクション、授業資料、掲示板での先生と学生のやりとりをすべて読み込み、見落としがないかを確認するとのこと。

早すぎる着手が必ずしも得とは限らない、とも話していました。CS系の授業では提出直前にアップデートやバグ修正が出ることがあり、後から出された情報を取り込んだ方が有利になる場面があるためです。

留学にかかるお金

※この記事の円換算は、取材時点(2026年1月)のレート、1リンギット≒約38円で計算しています。

月6〜8万円で暮らすリアル

Rayさんの月々の生活費は、おおよそ6〜8万円です。

項目金額(目安)
家賃・光熱費・通信費約4〜4.5万円
食費約2万円
交通費・娯楽・雑費変動(1〜1.5万円程度)
合計約6〜8万円

食事は朝食を食べず、昼は学食で5〜6リンギット、夜はフードコートで10〜15リンギットが基本。自炊の割合は時期によって変わり、最初は8割ほど自炊していたものの、現在はほぼ外食になっています。自炊のメニューは「ご飯を炊いて、野菜炒めを作って、肉を焼く」といったシンプルなものだったそうです。

携帯はDigiのNEXT15プラン(月15リンギット、6GB+1GBホットスポット、SNS無制限)を利用。大学や自宅にWi-Fiがあるため、データ容量で困ることはないとのことでした。

Flywire、Wise、楽天カード——お金の動かし方

学費は親がFlywire経由で支払い、生活費の送金はWise経由でMaybankの口座へ。日常の決済はMaybankやTouch’n GoのQRコード支払いで、オンラインショッピングや航空券など大きな買い物には楽天カードを使い分けています。

もともと生活費は親が全額負担する予定でしたが、きょうだいもいることを考えてRayさん自身もオンライン家庭教師などで稼ぐようになり、結果的に生活費は親と半々くらいの負担になっているそうです。娯楽費や旅行費用は自分で出しています。

なお、学費は毎年値上げされているとのこと。費用を検討する際には、入学時の金額だけでなく将来の値上がりも見込んでおく必要がありそうです。

2年目から民間保険をやめた理由

渡航1年目は、民間の海外旅行保険(たびほ)に約20万円で加入。しかし1年間を通じて一度も使う場面がなかったため、2年目以降は大学の保険のみに切り替えました。

格安留学だから来ているのに、毎年20万円も保険に払っていたら格安じゃなくなってしまうと思いました。

大学の保険だけで医療面は十分カバーできていると感じているとのことです。

JASSOは手をつけず、緊急時の備えに

JASSO奨学金として月約5万円を受給しています。ただし生活費には充てず、パソコンの買い替えなど急な出費に備えて手をつけずに貯蓄。最悪JASSOがなくても生活はできる状態ですが、何があるか分からないので「お守り」のような位置づけだそうです。

オーストラリアの名門モナシュ大学マレーシア校に正規留学されているRayさんが撮影した同大学の図書館内

人間関係とコミュニティ

友達はファウンデーションから広がった

ファウンデーションは少人数で距離が近く、議論やチーム課題の機会も多いため、自然と仲良くなれる環境だったそうです。

日本人というだけで、「藤井風好き?」「アニメ見る?」みたいな話になって、最初のとっかかりができるんです。そこから友達のグループに入れてもらって、さらに広がっていく感じでした。

学部に入ってからは授業形式が講義中心になるため、ファウンデーションほど自然に友達ができる環境ではなかったそうです。友人関係の土台をファウンデーション時代に築けたことが大きかったと振り返っていました。

文化の違いに向き合う

中華系マレーシア人の友人との間で感じた文化の違いとして、「家族ファースト」の価値観を挙げていました。たとえば、旅行の計画を一緒に立てて日程も空けていたのに、直前になって「ママがダメって言ったからやめた」とキャンセルされることがあったそうです。

家族を優先する文化自体は理解しているものの、こちらにも配慮のある伝え方をしてほしいと感じる場面はあったとのこと。ただ、基本的にはアジア人同士ということもあり、仲良くやれているという話でした。

トラブルから得た「サバイバル力」

デポジット2,000リンギットの泣き寝入り

寮を出て最初に引っ越した家で、退去時にデポジット(敷金)2,000リンギット(約7万円)が返ってこないというトラブルに遭いました。裁判も検討したものの、最終的には泣き寝入りすることに。

「微妙に勉強代と言われれば納得できるけど、納得しきれない額」とRayさん。その代わりブログのネタにしたそうです。

ビザ切り替えで何度もオフィスを往復した

ファウンデーション(サンウェイカレッジ所属)から学部(モナシュ大学所属)に進学する際には、ビザの切り替えが必要です。この手続きが非常に大変だったと話していました。

ファウンデーションはサンウェイカレッジの学生として在籍しているため、モナシュ大学の学部に移るにはビザを一度キャンセルし、新たに申請し直す必要があります。ところがサンウェイカレッジとモナシュ大学の担当者が言っていることが食い違い、何度も両方のオフィスを往復する事態に。

入学初日にはビザが降りておらず、時間割も組めない状態でした。Rayさんは学部長に直接掛け合い、手動で時間割を組んでもらって対応しています。毎年多くの留学生がこの問題に直面しているとのことでした。

困ったらモナシュ大学の言うことを聞いておくのが良いと思います。メールや電話だけで済ませようとせず、ちゃんとオフィスに直接行った方がいい。自分の足で出向けば、なんとかなることが多いです。

※ビザ切り替えの詳しい手順については、Rayさんのブログ記事(MUFYからモナシュ大学へのビザ切り替え)に記載されています。

多少のことでは動じなくなった

到着後の寮トラブル、デポジットの詐欺被害、ビザ切り替えの往復劇。マレーシアに来てから、さまざまな出来事を経験してきたRayさん。日本にいた頃は、振り返れば温室育ちだったと話しています。

留学で一番身についたものは何かと聞くと、迷いのない答えが返ってきました。

こっちに来てからいろいろなトラブルに見舞われましたが、結局全部なんとかなりました。多少のことでは動じなくなりましたね。サバイバル力が、留学で身についた一番の宝だと思います。

地方の公立高校から、初めての海外へ。Rayさんの挑戦は、まだ続いています。

免責事項

本記事の内容はインタビュー時点の情報に基づいており、費用・制度・条件は時期や個人の状況により異なります。ビザ制度や奨学金制度等は変更される可能性があるため、最新情報は各機関の公式サイトでご確認ください。本記事の内容に基づく判断や行動の結果について、当メディアおよび執筆者は責任を負いかねます。

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この記事を書いた人

マレーシアを中心に、海外の大学に通う現役学生への直接インタビューをもとに、進学のリアルを発信しています。費用・手続き・大学生活まで、実際に現地で学ぶ学生の声をそのまま届けます。

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