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留学中も日本の携帯番号は残すべき?最安維持方法と一時帰国時の便利さ

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【結論】留学中も日本の携帯番号は残すべき。最安維持費は年間500円で、一時帰国時にも超便利。

銀行アプリの二段階認証、各種サービスのSMS認証、マイナポータルへのログインなど、留学中でも日本の番号が必要になる場面は思っている以上に多いです。

さらに、夏休みや年末年始の一時帰国する時など、日本の番号があればそのままスマホが使えるのもかなり大きい。空港に着いた瞬間から家族や友達とも普通に連絡が取れるし、Google Mapとかも使えるので凄く便利。

ただ、大手キャリアの「電話番号預かりサービス」は月額数百円かかる上に、肝心のSMS受信ができない。

そこで今回は、現在留学中の僕が実際に日本の電話番号を残している方法を紹介します。

目次

なぜ日本の番号を維持する必要があるのか

SMS認証は思った以上に必須

留学先で一番困るのが、二段階認証。銀行アプリ、クレジットカード、各種サブスクなど、ほとんどのサービスがSMS認証を使っている。

特に厄介なのが銀行関係。三井住友銀行やみずほ銀行は、海外からの電話番号変更手続きができないケースもある。つまり、番号を解約してから「やっぱり必要だった」と気づいても、もう手遅れ

実際、留学先で銀行アプリにログインできなくなって、送金も残高確認もできなくなった友人を見てきた。

一時帰国時にめちゃくちゃ便利

これは意外と盲点なんだけど、一時帰国した時に日本の番号があると本当に便利。

空港に着いた瞬間からスマホが普通に使える。LINEの通知も来るし、Google Mapで電車の乗り換えも調べられる。友達と「今から会える?」みたいなやり取りもスムーズ。

逆に電話番号を解約していると、空港でプリペイドSIMを買うか、ポケットWi-Fiをレンタルするか、フリーWi-Fiを探し回るかの三択。正直かなり面倒。

帰国後の新規契約がかなり面倒

留学を終えて日本に帰ってきたら、新規で携帯を契約し直すことになる。これが相当面倒らしい。

  • 身分証明書の提示
  • 審査(通らないこともある)
  • 電話番号が変わる(元の番号は使えない)
  • 全サービスの電話番号変更手続き

特に最後の「全サービスの電話番号変更」が地獄。銀行、クレジットカード、Amazon、楽天、各種サブスク……登録しているサービス全部の番号を変更しないといけないってことになる。

日本の携帯番号を持っている留学生がSMS認証を完了して喜ぶ様子と、持っていない留学生が認証失敗で困っている様子を対比。中央にはSMS認証の壁が描かれ、銀行やLINEなどのサービスアイコンが囲んでいるイラスト

大手キャリアの「電話番号預かりサービス」は使えない

docomo、au、SoftBankには「電話番号預かりサービス」があって。月額数百円で番号を保管してくれるんだけど、正直これはおすすめできない。このサービスを使うと

  • 日本からの着信を受けられない
  • SMSの受信ができない
  • 二段階認証が使えなくなる

つまり、番号を持っているだけで実質使えない状態。留学中にこそSMS認証が必要なのに、本末転倒すぎる。

最安で番号を維持する3つの方法【2025年最新】

2025年11月現在、日本の携帯番号を維持する方法は主に3つ。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法を選んでほしい。

povo2.0【最安:年間500円】

povoは180日ごとに250円のトッピング(オプション)を購入することで、年間500円で番号を維持できる。僕も自身もこの方法を使っている。

メリット
  • 圧倒的に安い(年間500円)
  • 海外でもSMSの受信ができる(認証コードがちゃんと届く)
  • 基本料金0円、契約事務手数料も0円
  • 一時帰国時にトッピングを追加すれば、すぐにデータ通信が使える

注意点:180日間トッピングを購入しないと、利用停止→解約される。ただ、povoから警告メールが来るので、それを見逃さなければ大丈夫。

僕はGoogleカレンダーに「povoトッピング購入」のリマインダーを6ヶ月ごとに設定してる。スマホの通知もオンにしているので完璧。

どのトッピングを買えばいい?

2025年11月現在、最安トッピングは「データ使い放題(2時間)」の180円。たまにこうやって期間限定で安いのが出るので、povoは定期的にチェックをするようにしています。

楽天モバイル【月額1,078円〜】

楽天モバイルは月額1,078円から使えて、海外73カ国・地域で毎月2GBまでのデータ通信が無料。povoより高いけど、一時帰国や他の国への旅行が多い人には便利。

メリット
  • 海外から日本への通話が無料(Rakuten Linkアプリ使用時)
  • 海外でも毎月2GBまで高速データ通信ができる
  • 日本帰国時、データ使い放題(3GB超過後は低速だけど)

HISモバイル【月額290円〜】

HISモバイルは月100MB以下なら月額290円で維持できるので、povoの180日縛りが心配な人や、毎月固定で少額払いたい人向け。

メリット
  • 100MB未満なら月額290円、1GB以下でも550円
  • 180日ルールがない(うっかり忘れて解約される心配なし)

僕がpovo2.0を選んだ理由

結局、僕はpovoにしたんだけど、理由はシンプルで

  • 圧倒的に安い – 年間500円は破格すぎる
  • SMS認証に対応 – 海外でも認証コードがちゃんと届く
  • シンプル – 半年に一度トッピングを買うだけ
  • 一時帰国時も便利 – 必要な時だけトッピングを追加すればOK

日本の銀行アプリのSMS認証が問題なく届いている。この「確実にSMSが受信できる」という安心感が、年間500円で買えるのは本当にありがたい。

デュアルSIMで日本の番号と現地SIMを併用

povoで日本の番号を維持しつつ、留学生活を送るための現地での通信戦略は「デュアルSIM運用」一択です。

僕の設定
  • eSIM – povo(日本番号、SMS認証専用)
  • 物理SIM – 現地キャリア

こうしておけば、日本の番号でSMS認証を受け取りながら、普段は現地のSIMで運用できる。

最後に、早めの準備が本当に大事

ここまで読んでくれてありがとうございます。最後に、僕の失敗談を共有しておきます。

名義変更で数ヶ月かかった話

実は、留学前にpovoへ乗り換えようとした時、スマホが親名義だったことに気づいて焦りました。povoは名義変更ができないということで、元のキャリアで親名義→自分名義に変更してから、povoに乗り換える必要がありました。

さらに、元のキャリアが解約時に月割りなし。月の途中で解約すると1ヶ月分まるごと請求されるってことで、月末付近まで待つことに。

結果、名義変更→月末まで待機→povo乗り換えで数ヶ月かかってしまいました。

親名義のままでもいいけど、、、

19歳で成人していたし、「後々のことを考えて名義変更しておこう」と親と話して決めました。

親名義のままでも使えるけど、将来的に

  • 機種変更
  • プラン変更
  • 解約手続き

とか全部、親の同意や手続きが必要になる。留学中に親を巻き込むのは面倒だから、変更しておいて正解だった。

出国の3ヶ月前には動いた方がいい

僕みたいに直前で焦らないために、遅くとも出国の3ヶ月前には準備を始めることをおすすめします。

チェックリスト
  • 今のスマホの名義を確認(親名義? 自分名義?)
  • 親名義なら、名義変更の手続き方法を調べる
  • 現在のキャリアの解約タイミング(月割りの有無)を確認
  • povoへの乗り換え手続き
  • デュアルSIM対応端末かチェック

留学準備はやることが山積みだけど、通信環境は意外と後回しにされがち。でも、留学先で「SMS認証が届かない!」とか「家族に連絡できない!」とか、そういうトラブルは絶対に避けたい。

年間500円で安心が買えるなら、絶対にやっておくべきだと僕は思いました。

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この記事を書いた人

現在、海外大学に正規留学中です。
留学をして強く感じたのは、「情報の量より、信頼できる声が大切」ということ。Go Beyond Borders は、一人でも多くの人が、自分の可能性を信じて一歩踏み出せるように。そんな想いで記事を書いています。

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